京都の夏生まれ。
助産院でコンチキチンのお囃子を聞きながら私を産んだと、母にそう聞かされて育ちました。
本当に左京区の北白川の助産院までお囃子が聞こえていたのか?と、今となっては突っ込みたくなる話ですが。。。
今ならYouTubeやらで何とでもなるのでしょうけれど、昭和の時代です、テレビかラジオか何かから聞いていたのかもしれないお囃子か、空想のお囃子は母の出産の記憶にプラスされて、私は『祇園祭にお囃子を聞きながら産んだ子』になったのでしょう。
そのせいか、私も「祇園祭」と聞くと、記憶にはないはずの、小さな小さな私が母に抱かれている姿が思い浮かびます。

去年も中止になった祇園祭、今年は規模を縮小し、神事のみ執り行わることになりましたね。寂しい祇園祭ですが、早く疫病の終息するのを願って、しっかりと粽を飾ろうと思います。

そういう私も粽を見ただけで、ここにもコンチキチンのお囃子が聞こえてきそうです。

まだ細かな家の工事が終わっていないので、引き続き出入りくださっている工務店の社長さんは「月鉾」の関係者の方でもあって「月鉾」と「八坂さん」の粽と三条若狭屋さんのちご餅を届けてくださいました。
大阪に住みながらも毎年ずっと買っていた粽。
京都に移り住んだ夏、いただけるようになってちょっと嬉しいな♡
お礼のお返しを考えるのもまた楽し♡

粽の由来
昔、素盞鳴命(スサノオノミコト)が旅で一夜の宿を求めたとき、貧しい蘇民将来の家で受けたあたたかいもてなしに対し(富福な家の兄は断わった)そのお礼として蘇民将来の子孫には疫病の厄を免れさせようと約束して、そのしるしとして茅の輪を腰に付けさせたのが、粽のおこりとされている。
※この粽は、厄除けの物であり、食物は入っていない。粽を吊す(飾る)場所一般的には、玄関の入り口(軒下)の見易いところと言われている。玄関入り口内側に吊す所もあるが、この場合でもすぐに目に入りやすい所がよい。
※疫病神が家に入って来るのを除けるためのものであり疫病神がすぐに目に入る所。

月鉾の粽